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Опухоль Кэтрин Фокс, ИППП ゲーム日記とか映画の感想とかなんとか

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ゾンビランド ★★★★☆

■ストーリー■
アメリカ合衆国、終了。いまや合衆国はゾンビが徘徊するゾンビランドと化していた。
ヒキオタニートの主人公は32のルールを守りながら生き抜いていたが、ある日子供向け菓子のトゥインキーをこよなく愛するナイスガイ、通称タラハシーと出会い、更に二人の詐欺師姉妹と行動を共にすることで変化が生じていく


■感想■
大いに笑わせてもらいました。アメリカ風コメディゾンビ映画。

ゾンビでアメリカが終了のお知らせだってのに登場人物たちはタフに生きる。ちょっとばかし湿った話もありますが、基本的にはゾンビ映画が持つ終末の日的なノリはなし。

ゾンビ殺しの達人タラハシーのかっこ良さは異常。
イラついたら徹底的に八つ当たりするわトゥインキーが好きだわあまり頭が良くないわという欠点を持ちながら、その魅力は輝きを放っております。

よくある籠城型の展開ではなく、目的地に向かっての旅で映画の大半が消費されます。
登場人物は、ゾンビランドと化したアメリカでそれぞれのやり方を貫いて生き残ってきた猛者なので、映画内ではほとんどゾンビに追い詰められる展開がなく、それぞれが持つ「生き残るためのルール」を如何に破るか、が描かれています。

ゾンビを抜きにすれば、ヘタレ主人公がたくましいヒロインに恋をして最後には結ばれる、という青春型の映画なんでしょうかね。
とにかく、ゾンビ映画なのになんだかそんな気が全くしないこの作品、怖くないのでホラー苦手な人でも安心して見れそうですね。

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東京島 ★☆☆☆☆

■ストーリー■
夫に従うだけの人生を歩むつまらない女、清子。船旅の途中に船が沈み、無人島に辿り着くとサバイバルに目覚めはじめる。そんな中、新たに16人の若い男達が無人島に辿り着く。清子は島で唯一の女として悠々自適の生活をはじめるが……


■非ネタバレ感想■
今後ネタバレでない感想はさらっと書いていきます。

無人島ものということで厳しいサバイバル生活の模様が見れる、と思っているなら見ない方がいいでしょう。
極限状態での政治権力争い、奇妙な宗教の誕生、などが見れると思っているなら見ない方がいいでしょう。
なにもない無人島から、脱出方法を考案して脱出するのが見れると思っているなら見ない方がいいでしょう。

この映画は、無人島という要素から考えられる「盛り上がる」展開が何一つ起こりません。
重点を置いているのは、おそらく清子が「したたかに」無人島で生活していく様子なのでしょうが、彼女の行動を見ていると、単に頭の弱い女が欲望に任せて生きているだけにしか見えません。

では、此の映画には一体なんの魅力があるのか?

何も無いです。

どの方向性も中途半端なまま映画が進み、そして終わります。
2時間が異様に長く感じられる作品でした。

見る価値は無いと思います。

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デイ・オブ・ザ・デッド ★★★★☆

■ストーリー■
とある田舎町で、軍が突如演習を行うため街から出る道路を封鎖した。田舎町では奇妙な風邪が流行っており、任務のために故郷に戻ってきたサラ伍長は風邪気味の母を連れて病院へ向かうが……


■感想■
「死霊のえじき」のリメイク版、とのことですが、内容はまるっきりかぶらず。

全体を通して、なんだかゲームのようなストーリー展開だなあと感じました。
進展度と主人公達の戦闘能力が比例して上がっていくのです。

原作でいう「バブ」扱いのゾンビも出てきます。

今回の主人公はちょっと支離滅裂で我が儘。
そこのところにイラっと来る人もいるかもしれません。

あと、ゾンビ達がパワフルです。
元気に走り回るゾンビが一時期話題になりましたが、それを超える元気を持っています。

時代ですかねー。

主人公達の面子にもしっかりと武闘派の人間が組み込まれているので戦闘シーンはパワフルにやってくれます。凄いよサラザール!



総評:ゾンビ好きは美味しく頂ける作品ですが、そうでない方は見なくても良さそうな映画です。

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パラノーマルアクティビティ ★★★★☆

■ストーリー■
8歳の頃から怪奇音に悩まされてきた彼女を、心配半分面白半分でビデオカメラを購入し、それで夜中録画することで事態を把握しようとする彼氏。
だが、カメラでの撮影を通じて、怪奇音に変化が現れていく。


■感想■
やったらと話題になった映画、ようやく見ました。

話題になるだけあって、なかなか怖かったです。

この映画は、最後の最後まで、なかなか直接的な恐怖を出してきません。

ただただ地味で不気味で、わけのわからない現象が起き、そしてそれがカメラに記録される。
そんな映画です。

自分たち以外だれもいないはずの家で夜中に足音がし、勝手にドアが開閉する。

割とありきたりな現象から始まる映画でありながら、正体がはっきりせず、また怪奇音の後にわざわざ室内を探索するという行動によってかなりの恐怖を味合わせてくれます。

洋画にありがちな効果音とBGMで怖がらせる「コケオドシ」は存在しません。
「何か」が鳴らす音でびっくりすることはありますが。

真相も含めて全て明らかにならないと嫌だ! という方にはオススメできませんが、そうでないなら、まあ見るモノがないときには見てもいいんじゃないでしょうか。

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ディセント ★★★☆☆

■ストーリー■
事故で夫と娘を亡くした主人公・サラの回復と、友情回復のために集まった女6人。

みんなで観光スポットでるとある洞窟を探検することになっていたが、入り口が塞がってしまう。

仕方なく前進していく6人だったが……


■感想■
人間、暗闇が怖いモノです。昼間に稲川淳二の怖い話を聞くよりも、夜中に聞いた方が怖いに決まってます。

ということで、洞窟という完全な暗闇で襲われるというこの映画のコンセプトは素晴らしいものでしょう。

ネタバレかどうなのか、ギリギリのラインですけど、一応説明しますと、幽霊は出てきません。モンスター・パニックってところです。

怖さの源は、やはり暗闇でどこから襲われるのかわからない、ってところですね。
ライトや発煙筒(明かりが出るので、違う名称かもしれん)、そしてカメラの赤外線モードで視界を確保しながら、足場の悪い洞窟を探索し、そして襲われる。
素晴らしい展開です。


が、どうにも映画の中ではその演出に失敗しているように思えます。
かったるい前振りを映画の半分を使用して行い、ようやく恐怖が始まると思ったら、○○無双みたいな展開にさっさと変わってしまいます。

怖いか? と言われれば確実に怖くない、と答えるでしょう。

なぜ怖くないのか? それは単純で、このホラーでの「モンスター」が、あっさりと価値の低いモノになってしまったからです。

例えばジェイソンやらブギーマンのような、「人型であるが反撃不能」な相手なら、逃げる事しかできない恐怖があります。
もしくは、パラノーマルアクティビティのように、「意図不明、正体不明の相手」なら、何もわからないという恐怖があります。

ですが、この映画はこのどちらからも外れています。

まず、登場してすぐに1匹が非力なはずの主人公達女性によって殺されます。
反撃が可能、という事実を突きつけられて、視聴者は大いに安心するでしょう。

そして、その後の展開やら死体を前にしての解説で、「彼ら」の習性やらなんやらがある程度わかってしまいます。
それによって相手の正体が朧気ながら判明して、またまた視聴者は大いに安心するでしょう。

つまり、もっと反撃不能の恐ろしい強さを持たせるか、その全体図すらまともに映さず、最後の最後まで正体不明の相手、というスタンスを貫き通すことが出来たなら、もっと良い出来になったでしょう。

相手の初登場シーンは、かなり良かったです。
お約束でもありますが、赤外線カメラで当たりを見回すといる……!
というのは大好きです。

と言っても、十分楽しめました。
洞窟内でぐちゃぐちゃになる人間関係と、ある登場人物の覚醒による無双モード発動。
こういうのがあると面白いですね。ツッコミながら見る映画の典型ですけど。

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