■ストーリー■
夫に従うだけの人生を歩むつまらない女、清子。船旅の途中に船が沈み、無人島に辿り着くとサバイバルに目覚めはじめる。そんな中、新たに16人の若い男達が無人島に辿り着く。清子は島で唯一の女として悠々自適の生活をはじめるが……
■非ネタバレ感想■
今後ネタバレでない感想はさらっと書いていきます。
無人島ものということで厳しいサバイバル生活の模様が見れる、と思っているなら見ない方がいいでしょう。
極限状態での政治権力争い、奇妙な宗教の誕生、などが見れると思っているなら見ない方がいいでしょう。
なにもない無人島から、脱出方法を考案して脱出するのが見れると思っているなら見ない方がいいでしょう。
この映画は、無人島という要素から考えられる「盛り上がる」展開が何一つ起こりません。
重点を置いているのは、おそらく清子が「したたかに」無人島で生活していく様子なのでしょうが、彼女の行動を見ていると、単に頭の弱い女が欲望に任せて生きているだけにしか見えません。
では、此の映画には一体なんの魅力があるのか?
何も無いです。
どの方向性も中途半端なまま映画が進み、そして終わります。
2時間が異様に長く感じられる作品でした。
見る価値は無いと思います。
[15回]
■ネタバレストーリー■
16人の若者、無人島を東京島と命名
↓
清子の夫、春日部に殺され死亡
↓
清子、春日部に股を開く。春日部がリーダーに。
↓
中国人と接触。春日部が清子をNTRされたと勘違いして中国人を殺しに向かう。だが崖下で死んでいるのが発見される
↓
清子、くじ引きでGMの夫に。ヘタレのGMに愛着湧くも、ドラム缶を使った船で脱出しようとする中国人の誘いに乗りあっさりGMを捨て脱出
↓
船は潮流に乗り東京島に戻る。中国人は捕縛されボコボコに。
GMは清子がいなくなって覚醒して森グンジとしてリーダーになっていた。
清子にも興味が無くなる。
↓
清子妊娠発覚。夫の子供か春日部の子供かGMの子供か中国人の子供かわからんが、GMの子供だと言い切り再びちやほやされる地位に昇る
↓
単独で行動していた渡邊が不法投棄の船と遭遇して単独で脱出。
↓
中国人が捕縛状態から逃げ出してまた島で生活していると聞き、報復を恐れた清子は中国人に寝返りにいく
↓
出産。双子。イラン人の女の人がイイ人。
↓
中国人グループには同じく漂流したフィリピン人女性が数人おり、彼女らはボートを保有していた。
↓
5人乗りの船に乗せてやるかわりに、中国人の相手をして子供を置いていけと言われるが清子は拒否。急にイイ人キャラになり始め視聴者困惑
↓
トチ狂った日本人が中国人を襲撃。混乱のどさくさにまぎれてイラン人と清子、双子の片割れは脱出
↓
10年後の東京島ではマヌケな格好で島民がマヌケな王国を築き、双子の片割れが王子をしている。
対して本当の東京では清子とイラン人がワインを飲みながら双子の誕生日を祝っていた。
↓
おわり。
PR