ついに完結!
■ストーリー■なんとか生き延びたホフマンは、ジルに対する復讐を決意。FBIの捜査から逃れつつも、ジル殺害を企てる。一方、ジグソウファミリーの犠牲者として本を出版したことで有名になったボビーが、今回のメインターゲットとなる。彼には秘密があるようだが……
■感想■
物語は、イカレ殺人鬼ジグソウと、伏線未回収という引き延ばし手法によるSAWシリーズの商業的大成功の始まりとなる作品、SAW1の直後から始まります。
完結編ということもあってか、少しでも客を動員しようと流行の3Dを採用しています。正直、まったく3Dにする必要は無い内容でした。個人的な意見ですが、私が子供の時に一時期3Dが流行った時期があって、そのせいで最近の3Dの流行は子供だましとしか思えないのです。
今回のゲームは、恐らくジョン以外の人間が仕掛けたゲームだからなのか、それとも3Dだからなのか、いつもとちょっと趣向が変わった内容になっています。きっとホフマンは先端好きなのでしょう。
ストーリーは今回はシリーズ最悪でしょう。3Dにかまけてストーリーをよく練らなかったんではないかと。完結という割には完結していない気がします。ホフマンとジルの結末には 一 応 オチはついているのですが、メインターゲットの方は期待しない方が良いです。
なんだか、エヴァンゲリオン旧劇場版を見ているみたいでした。「とりあえず殺しとけ」、というノリで物語りは進んでいきます。収拾がつかなくなったらキャラクターを殺しまくるってのは日米共通のようです。
今作は、シリーズのファンなら見てもいいでしょうね。ファンの人達もいい加減完結して欲しいでしょうし。ゲームの内容については、趣向こそ変わったものの、十分楽しめる内容だと思いますから、それ目当てで視聴するのも良いでしょう。
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