■ストーリー■
謎の生命体、ヴァジュラと交戦状態に入った超長距離移民船団マクロスフロンティア。軍事機密を知ってしまい、そのまま勢いで民間軍事プロバイダSMSの兵士となった主人公早乙女アルトは、シェリル・ノームとランカ・リーという二人の女性に心を惹かれながら、ヴァジュラとの戦いに身を投じていく。という前作の話の続き。
■感想■
戦闘普通。ストーリーがっかり。アルト△。
というのがおおまかな感想です。
戦闘は、確実にアニメ版より劣化していますね。ヴァルキリーもマクロスも、特に見せ場もなく終わってしまいます。見せ場らしいものはあるのですが、どうにも、ドッグファイト好き、板野サーカス好き、バトル級好きには物足りない内容です。
アニメ版最終話の、サービスメドレーを流しながらの大迫力の戦闘シーンはテンションあがりましたが、今作では遂に戦闘でテンションあがることはありませんでしたね。
次にストーリーですが、アニメ版のリメイクと言ってもいい内容であるだけに、アニメ版で相当叩かれたと思われる部分を改善しようという努力がわかりました。これを呼んでいる方がアニメ版を見ていると想定して書きますと、修正点は、
・あまりにもわかりやすかった小悪党レオン・三島と黒幕グレイス・オコナー達のポジションやらなんやら
・アルトの無駄設定、歌舞伎の天才子役という設定を生かす
・アルトがミハイルなどに言われる「中途半端」という問題点を解決
・最終話になって突如手のひら返してヴァジュラの味方になったフロンティア船団の皆様方にある程度前フリを追加
・最重要のネタバレになるので言えませんが、人によってはもっともフラストレーションの溜まる内容だったものを解決
以上ですかね。まー、修正しようとしても上手くいってなかったものも多かったです。
最後にアルトですが、かっこいいです。繰り返します、アルト△。これは私の個人的な好みと合致したからなのですが、とにかくアルト△。もう姫とは呼べないな。
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