続編を見てから1を見るという外道。
■ストーリー■
消防署に取材に来ていたアンヘラとカメラマンは、緊急出動についていってアパートに向かう。アパートでは興奮状態の婦人をなだめようとした警察官が彼女に首を噛まれ重傷に陥り、急ぎ外に出そうとするも、アパートは政府によって完全に封鎖されていた。
■感想■
2の酷評の理由がわかりました。こっちのほうが断然怖かったです。中盤くらいまではストーリーが進まず怖くもないのですが、一旦話が動き出すとそこから一気に恐怖度が加速していきます。終盤の絶望感は最高ですね。
ストーリーも、良い感じに謎を残して終わっているので、そういうのが好きな人にはお勧めですね。謎の残し方は、「流行り神」や「ひぐらしのなく頃に」ぐらいですかね。つまりほとんど謎のまま。逆にそれがイイ!って人には最高です。
難点は、主人公のアンヘラですかね。マスコミ嫌いにとっては非常にイライラさせられるキャラクターでした。アンヘラは、最初から最後まで、喚き散らしはしますが、何の役にも立ちません。終始役立たずのまま、しかし物語は彼女を中心に進んでいくので、彼女の役立たずっぷりを強制的に見せられるハメになります。
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■ネタバレ感想■
本当に難点はアンヘラですよね。彼女が猛烈に批判する警察官は、職務を全うしようとし、最期は自分を犠牲にして市民を守ろうとしています。その場をまとめることにも、けが人の治療にも手を貸さないくせにカメラだけは回すって姿勢が、どうも好きになれません。まあ、カメラ回さなかったらこの映画成り立たないんですけどね。
個人的にメディロスが好きです。腕をぷらんぷらんさせながら手に金槌、外見は結構新しい試みのモンスターですよね。
ですけど、あまり怖くはないんですよね。暗視カメラでメディロスを確認できているうちに、気付かれないように逃げようとしますけど、しっかりと音を立ててメディロスにバレるというお約束展開。お約束すぎて怖くないです。
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