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Опухоль Кэтрин Фокс, ИППП ゲーム日記とか映画の感想とかなんとか

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ACVとACfA比較 ユーザーとして

発売から随分経ち、ヴァージョンも1.04になったACV。前作ACfAも過疎気味になってから参戦した私ですが、そのオンライン対戦の内情をちょっと分析してみました。というよりか、過去を振り返って感慨に耽る程度の文章。
そして、ACfAから比較してACVがどう変わったかってのが分析の主題でしょうか。
前作からやってる人ならわかりきってることでもありますが、自分自身の整理としてもちょっと書いてみます。

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ACfAは名作でした。随分と長く楽しませてもらったこの作品は、ストーリーが良いバランスで謎とSF設定があり、ACには珍しく全面に出てくるキャラクター勢が魅力です。

ですがオンライン対戦では数々の不満がネットで語られていました。覚えている範囲で列挙していきます。

・ラグによる武器の命中判定に関する不満。通称ラグアーマー?

・超速度戦闘による低弾速武器の産廃化。ミサイルの躍進と量産化。

・上記の理由により、連射武器もしくは高速単発武器の量産化

・逆足が事実上使用不可能なためより狭まるアセン。

・重量級であってもPAを剥がされれば即座に火だるまに。そしてPAはVTFやマシンガン、ショットガンという軽量武器で簡単に剥がれる点

・これまた回線のせいか、空中浮遊しているだけでラグが発生し攻撃が当たらない。四脚は特殊判定のせいで地を這っていても当たらない。

・ノーロック武器の空気っぷり。とっつきロケットはなんの意味も無い「パーツ数稼ぎ」程度の存在。そしてロケットは無駄に種類が多い


という点でしょうか。もっとも、プレイヤーの腕次第でなんとかなる部分もありますが、一応騒がれていたものは列挙。重量使ってるとマシンガンに殺意すら覚えますが、私はエネ管理と軽量の扱いが下手くそだったために重量に勝てた試しがないので、そこらへんは技量次第と言えるのでしょうが、それにしても重量の装甲が紙です。

さて、ネトゲーであるなら、それも実際に銃持ってドンパチやるゲームなら当然人間勝手に熱くなるもの。勝利を目指す故に使いやすくて強い武装を皆求めていき、それにやられたものはそれを「量産」と罵る。
特にACのような多彩な機体構成を売りにするゲームなら色んな主義主張(アセンの好み)を持つプレイヤーがおり、それらの要求は千差万別です。

アプデの度にクソアプデと言われたりもしたようですが、ではACVになってから上記の問題は一体どうなったのでしょうか?

・ラグ、命中関連について
 今のところ、不満は聞きませんよね? 当たるならきちんと当たっているし、ラグアーマーなんて言葉は聞きません。これはフロムの技術の賜物なのか、それとも常識外れの戦闘速度が遅くなったからなのか。どちらにせよ前作の問題は解消されています。四脚も問題なし。

・武装について
 今作はなんだかんだと武装の整理が行われましたね。馴染みのマシンガンもガトリングに統合され、強力だった背武器扱いのキャノンは構え必須になりました。
 戦闘速度の低下と、後今作はそれにともなって武装の有効射程距離が縮まったことが大きな変化だと感じます。これのおかげで随分と近い距離で撃ちあう必要が出たため、前作ほど弾速を気にしなくてもよくなりました。更に、武装毎の弾速の差自体も縮まってますね。
 攻撃に関しては、武装と防御に属性値が導入されたおかげで、前作の重量使いの疑問、「なぜマシンガンのような豆鉄砲が重量に致命的な損傷を与えるのか」を解消しました。
 バージョンが1.04になったことでタンクは全防御型が出現。重2も隙のない防御を実現しています。ライフルやガト程度なら弾き飛ばす様はこれぞ重量級。軽量中量使いからはやや非難される現状のタンクではありますが、四脚構え武器やパイル、OWと弱点は多いためバランスは保てているかと。
 そして高速遠距離武装であるスナライも、リロード時間とロックオン時間の長さによりミドルレンジ武器よりも時間帯火力に大きな差が出ています。これによってバランスが取れていますね。

・ノーロック武器
 大躍進。パイルはネタではなくなり明確な脅威として存在しています。敵にパイルがいれば即座に部隊全体に警告が発せられ、タンクは必死に尻を振って逃げ惑います。
 ロケットもCEロケットであれば軽量で効果力を得られるということで中量までに人気ですね。

・バグ関連
 今のところ致命的なものは確認されていませんよね? 逆足も問題なく使用できますし、悪用して勝利を稼げるような戦い方もないですし。(一時期の領地戦におけるマルプルがそれに近かったと聞き及んでは居ますが)


こんなかんじですね。こう考えると、ACVはきちんとACfAで出たユーザーの不満点を潰していることがわかります。
勿論、「あれだけひどかったんだから当然だ」と仰りたい方もいるでしょうが、どんな調整をしても必ず文句を言うのが我々ユーザーです。
「運営仕事しろ」と罵る人をネトゲでは見かけますが、まず過去の修正を見て分析してみれば運営が仕事しているのかしていないのかわかるでしょう。
むしろ怖いのはユーザーの言うことをホイホイ実行する運営です。
例えばストレコ使いの二脚がACV内で圧倒的に増殖した結果、彼らの要求が大多数の意見となってしまったとします。そしてその意見をフロムが完全に導入したら一体どうなるか?

「重量級、四脚のCE防御低下」「TE武器の攻撃力、消費EN増加」「構え武器のリロード大幅遅延」なんてことになれば対戦では軽量二脚のバトライ積みしかいなくなるでしょう。
ユーザーの意見を導入しすぎた結果、ユーザーが取れる選択が大きく狭まってしまうのです。

そこまでネトゲに精通しているわけでないですが、私の経験からそう判断します。バージョンへの文句は確かに言いたくもなりますが、まず慎重に考えてから発言する必要があるでしょう。
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