ということで自分なりの研究をここに載せておきます。
今回は腕部の射撃安定性能に関する研究です。
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腕部には、ACfAまでには、「運動性能」「射撃安定」「照準精度」の三つが主に重要な要素でした。
ですが、ACVからはそれらが全て「腕部射撃安定」として統合されました。
これは、明らかな改悪と言えます。
それを以下で検証していきます。
・腕部射撃安定の内容
まず、腕部射撃安定は、ACの挙動にどう影響するのか。列挙すると
・武器のリロード時間に影響
・武器の集弾率に影響
・ロックオンの時間に影響
のようです。腕部射撃安定の高さは、非常に大きな要素であろうことは理解できるはずです。
強武器とされる400ガトやショットガンなどは、モロにこれらの要素の影響を受けますからね。
では、腕部射撃安定性能の数値の違いが、どれほどの影響をACに与えるのか、それを検証します。
検証
使用腕部
・KT-1S/AMUR 安定:72
・KT-4S2/SVIR 安定:251
使用火器
・USG-23/H リロード:14 射撃安定:87 400ガト
・KO-3K2 リロード:142 射撃安定:63 ショットガン
以上の条件で、腕部以外は同じフレームを使用して、テストで試射を行いました。
まず、KT-1S/AMURから。
次にKT-4S2/SVIRです。
どうでしょうか。おそらく、その明らかな違いがわかったと思います。
録画環境が整っていないためスマホでの撮影となってしまいましたが、この程度なら問題なくわかるはず。
検証で明らかになった通り、これほどの影響が出るのなら、腕部射撃安定は高く設定しなければならないだろう。
しかし、腕部射撃安定が200以上となっている腕はCE腕しかないのだ。これでは、腕の選択はほぼCE腕で決まっているようなものである。
そして、何より問題なのは、CE腕で腕部射撃安定の高い物の中には、軽量のものもあるということだ。
4系列までは、軽い腕は運動性能が高く近距離での攪乱戦を得意とするが、射撃安定が低いため弾がバラけ、照準精度が低いために遠距離戦が出来ない。そして重い腕は安定していて遠距離戦も可能だが、運動性能が低く張り付かれると対処に困る、というバランスの取り方だったが、これが腕部安定性能に一本化されたせいで、単純な性能バランスになってしまった。
つまり、「腕部射撃安定=腕の性能」なのである。
ガトリングとショットガンの集弾率とリロード速度は、上の動画を見てもらえばよくわかる。
そのため、現状ではCE腕を選ぶ以外の選択肢には、ほとんどメリットがない。
例外として、TE兵器で相手を一瞬で溶かすために、両腕格納可能なTE腕で焼き尽くすという戦法があるが
、TE腕の中でそれが行えるのは3つ。そのうち一つの腕は射撃安定が低すぎて使い物にならないのだ。
CE腕は比較的軽く、そして腕部安定が高い。
防御性能の中でもっとも重要であるKE防御の高さと消費の低さはKE腕に劣るが、KE腕の安定性能ではCE腕と撃ち合いになっては勝つことはできないだろう。
そして、重いばかりで安定が高いとは言えず、高消費なTE腕は、両肩格納可能で射撃安定がなんとか100を超す二つ以外は、産廃であろう。
一刻も早い改善を願うが、ちょっと考えればわかりそうなバランスの問題を見過ごしてしまったような今作に、それは期待できないかも知れない。
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