前回までのあらすじ。
世界中で戦乱が巻き起こる中、オーメル・サイエンス・テクノロジーはなんとか自らの領土を守ることに成功していた。
大陸中央では、ガリア公国とミレニアムが因縁の戦争を行い、東では小国ORCA旅団と大国新銀河帝国との極東戦争が巻き起こる。
そんな中、せっせと内政に励むオーメルはそろそろ民主主義を開発しようとしていた。
世界がまだ象や騎士で戦っていた時代である。
[0回]
1580年に民主主義完成。さっさと体制を普通選挙・表現の自由・奴隷解放・自由市場・信教の自由に変更。
1585年に、銀河帝国の都市チュールがORCAによって陥落。銀河帝国は張り子の虎だったのか。それともORCAが強かったのか?
1605年には、ミレニアムが自由惑星同盟に宣戦布告。ミレニアム=フリープラネッツ戦争である。
1625年にはガリアがこの戦争に介入し、第3次ガリア=ミレニアム戦争となる。
1635年にはORCAによって銀河帝国のトールが陥落。どうやらテルミドールは本当に強いらしい。技術を渡して講和させておく。銀河帝国は都市を二つ失ったことによりスコアトップから凋落。一位はオーメルとなった。
1745、1785年に、それぞれガリア=ミレニアム戦争、ミレニアム=フリープラネッツ戦争が終結。都市の陥落も無く、ただただ疲弊しただけのようである。これは幸運。
オーメルは1765年に鉄道を完成させ、領内に鉄道網を構築。そしてそろそろ全面戦争のための内政を行い始める。堤防や溶鉱炉などの生産加速施設と、工場のための衛生対策施設、刑務所で厭戦対策を取り、諜報施設も作っておく。
1810年に、ガリアが戦争準備に入った。オーメルは、最近はガリアと戦争をしておらず資源のやりとりや国境の開放でガリアとの関係は良好である。ガリア軍主力が南に向かったことを考えると、おそらく第4次ガリア=ミレニアム戦争が勃発するのであろう。
1820年にはファシズムが完成。かれで警察国家が使える。首都ではラシュモア山の建造を開始して、戦争国家の土台を作っていく。
1832年、第4次ガリア=ミレニアム戦争勃発。
1838年、ミレニアムの都市、ケルン陥落。もうミレニアムに力は無い。
1842年に産業主義が開発完了するが、ライフリングを取るのを忘れていたのでライフリングを開発開始。
1846年、ラシュモア山建造完了。これで厭戦対策は万全である。
1848年、第2次極東戦争が勃発。ORCAが大帝国となってしまう悪寒。
1852年、ライフリングの開発完了と同時に、領内から小屋を撤去。草原と平原は工房、川沿いは水車、丘陵は水車に変更していく。また、政治体制を警察国家・主従制・カースト制・国有化・神権政治に移行。
1854年、銀河帝国の都市ヘイムダルが陥落。銀河帝国の弱体化は隠しきれない。
1858年、銀河帝国の首都、オーディンが陥落。これにより銀河帝国は再起不能なまでに国力が低下。逆にORCA旅団はスコアトップに浮上。強大な軍事力を誇る国となっていた。そしてミレニアムのイゼルローンも陥落した。
そして首都でもついに戦車の生産を開始する。首都で温存していた大将軍三人を集中定住させ、圧倒的な練度を誇る戦車部隊を生産するつもりだ。大将軍の中にはグデーリアンもいる。頼みますよグデーリアン先生!
1870年に自由惑星同盟がミレニアムに宣戦布告。第2次ミレニアム=フリープラネッツ戦争である。
このままでは自由惑星同盟とガリアにミレニアムを食い尽くされてしまいそうである。急いでオーメルも参戦したいところではあるが、まだ戦車部隊は3つしかない。
どうしようかと考えあぐねていたところ、ガリアから参戦要請。
これはやむなし。大帝国化に歯止めのきかないORCA旅団に対する防壁として、ガリアにはオーメルの東に友好国として存在してもらわないといけないのである。
ミレニアムに宣戦布告。国境付近に待機していた戦車部隊が砂塵を巻き上げながら進軍。守りの薄いハンブルグを陥落させた。
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