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Опухоль Кэтрин Фокс, ИППП ゲーム日記とか映画の感想とかなんとか

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パラノーマル・アクティビティ2 ★★☆☆☆

■ストーリー■
待望の第二子、男の子が生まれ、新居に越してきた一家。だが、入居早々に空き巣に入られて部屋を荒らされる。だが金品には目もくれない空き巣を気味悪く思い、家中にカメラを付けて監視体制を敷くことにするが……


■感想■
大ヒット映画の第二段。
前作は固定カメラ一つの映像で淡々と恐怖を表現したことで評判になりましたが、今作はカメラの数が増えました!

これからどんどんポルターガイストが映るよ。やったねたえちゃん!


まあ、カメラの数を増やせばいいってわけではないことはスペインのゾンビ映画が証明してくれていますけど。


物語は前作で不明だった真相を解明するために作られたものです。
なぜあのようなものが? という疑問を解消したい人にはおすすめですが、そうでない人にとっては酷い二番煎じでしかないでしょう。

ドキュメンタリータッチの作品なので、「もしかして本当に合ったことなのでは?」という恐怖を、第一作に感じた人も、さすがに第二作目となれば完全にフィクションだとわかっています。妙に安心してみてしまって恐怖は薄れるはず。

だからこそ、第一作以上の「なにか」をこの2には盛り込んで欲しかったのですが、どうやら単純な焼き増しになってしまった模様です。

いい加減、中途半端なポルターガイストは飽きましたよ。

まあ、今作は前作より少し凶暴になるタイミングが早いのですが。

最終的に解明された展開も、拍子抜けするほど間抜けで、普通なもの。全米を賑わせた作品の裏といっても、この程度なのかと落胆しました。
いえ、やはり物語は真相が闇に隠されているからこそ怖いのでしょうね。それがさらされてしまったこの作品に恐怖を感じないのは当たり前なのかもしれません。

とりあえず、シリーズ恒例の後半「無双」は顕在。そこは笑わせて頂きました。

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■ネタバレ感想■

インターネットって便利なものです。

真相の解明、それは悪魔だった! というキリスト教徒でない日本人からしたらなにそれカッコイイとなる展開は、家族の一人娘がインターネットで検索して見つけ出したものでした。グーグルなのだろうか?

このあたりが手抜きだと感じましたね。もうちょっと、真相が解明される部分も丁寧に描いて欲しかったのに、

『俺の家で怪奇現象が起こってるんだがwww』

『ggrks』

『なにこれこわい』

という展開に萎えました。

前作で屋根裏から出てきた主人公の写真は、一家の父親が彼女に呪いをなすりつけるために燃やしたものだと判明しましたが、父親が直接前作主人公の家に行ったということが言われていないので、屋根裏においたのは悪魔なのでしょうかね?
父親が屋根裏に登りはじめたら不審どころの騒ぎではないですしね。

前作一番の不気味ポイントだった謎が、父親の保身とアクマさんかっけえ! って展開だったことが今作一番のがっかり。
「真相が解明!」と評判だっただけに、その真相自体の出来に不満なわけです。

実際、「ポルターガイストがだんだんと激しくなり、ワイヤーアクションを経由した後、AKUMAと憑依合体した前作主人公が必殺仕事人ばりの手際で一家をSATSUGAIする。」という展開は、前作の「ポルターガイストがだんだん激しくなりヘッドスライディングの逆再生を経由してAKUMAと憑依合体した主人公が彼氏をSATSUGAIする」って前作と殆ど変わらない訳です。

続編を作る際に、前作を継承するか、それとも全く違うアプローチをするか。という判断は難しいのでしょうが、REC3のように新鮮さを追い求めて自爆するパターンもあれば、この作品のように前作を忠実に継承しすぎて自爆することもあるのですね。

B級映画独特の、「ツッコミながら楽しむ」という行為も、ドキュメンタリー風の映画だったせいかできず、退屈な時間でした。
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